オグチ★フラッシュマンのすべらないかもしれない話すべるかもしれない話

2003年頃よりインターネットを通じて全世界へと発信し続けている大量の駄文です。※スマホ版は【記事を検索🔍】の欄に2013/01とか入れると年別月別に読むことが可能です。

2014/12/31

「いったいここはどこなんだ?」

目が覚めて辺りを見回す。

「そうか…昨晩、ライブをやって酒飲んで大騒ぎして、知らないうちにライブハウスのソファーで寝てしまったんだな。」

時計を見るとAM5:00。

「帰りたい、とにかくもう一刻も早く家に帰りたい。そして暖かい布団にもぐり込みたい。」

しかしタクシーで帰ると約4000円の出費…それは痛い…

面倒臭いが仕方がない。ここは駅まで歩いて始発電車で帰ろう。

俺と同じくライブハウスで寝てしまったバンドメンバーを起こし、男2人で極寒の町をフラフラと駅に向かって歩く。会話もほとんど無くまるで無表情、思考回路も停止状態に近かった。

もうね、たぶん9割ぐらいゾンビ化してたんじゃないかな?

でね

始発電車に乗り遅れた。

でね

次の電車まで30分待ちだって。

「凍死しちゃうよ!もう死んでるゾンビなのにまた死んじゃうよ!ゾンビが2回も死んだら超ゾンビじゃん!なんだこの大晦日!?なんなんだよこの大晦日は!?」

で、とりあえずコンビニ内にある立ち食いソバを食うことにした。

店員のオヤジが「いそがしくてすぐには出来ない」とかぬかしやがったので「お前もゾンビにしてやろうか!?お前もゾンビにしてやろうかぁぁ!?」と叫んで首に噛みついてやろうかと思ったが、交渉したら渋々すぐに作ってくれた。

店員のオヤジ「ネギ切らしちゃったからそのかわりに、とろろ昆布入れてサービスしとくから」

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やったぁ!超ラッキー!いや、そうでもないわ。ネギでも昆布でもどっちでもいいわ。

はい。

そんなこんなで今年ももうすぐ終わりですね。

皆さま良いお年をお迎えくださいませ。