オグチ★フラッシュマンのすべらないかもしれない話すべるかもしれない話

2003年頃よりインターネットを通じて全世界へと発信し続けている大量の駄文です。※スマホ版は【記事を検索🔍】の欄に2013/01とか入れると年別月別に読むことが可能です。

2011/02/22 仏陀の領域

バンド練習で汗を流し

 

帰り道に近所のサークルKで缶ビールを買い

 

家に着くとすぐに「プシュッ」とフタを開けて「コキュッ、コキュッ」と胃に流し込む

 

それが至福の瞬間

 

 

 

 

なのだが・・・

 

 

 

 

近所のサークルKが2日ほど前から店内改装工事をしているせいで、こともあろうに缶ビールが冷えていなかった。(イライラ度数60%まで上昇)

 

それでも買わないわけにはいかないのでレジに持って行き、いつまでたっても研修生の名札のままのオッサンに「このビール冷えてないよね?」と言うと、オッサンは缶を握って「う〜ん・・」と2秒間ぐらい考え・・・

 

「うん、あんまり冷えてないねっ」とか言いやがった。

 

俺が聞きたいのはそういう事じゃなくて「申し訳ありません」という気持ちを伝える言葉なんだよ!(イライラ度数85%まで上昇)

 

 

しかしながらオッサンにまったく罪は無いわけだし、それに僕は優しい人間なので文句も言わずビールと奥様に買ってくるように頼まれたノド飴と温かいお茶を購入。

 

 

するとそのオッサン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「温かいお茶は別の袋にしますか?」

 

 

 

その瞬間、僕のイライラ度数計測カウンターが限界値を超え「パリン!」と音を立てて壊れた。

 

 

するとなぜだかイライラがスッと消え、今まで経験したことのないような穏やかな、まるで仏様のような優しい気持ちになり、僕はこう答えた

 

 

「いえ、同じ袋でいいですよ。もったいないじゃないですか袋が。そのかわりビールと温かいお茶の間にノド飴をはさむようにして入れてください。熱が伝わらないように。」