2009/06/05 真昼の情事 禁断の初体験【第二話】
驚いて思わず目を開けた僕の視界に飛び込んできたものは・・・
明らかに僕の想像していたものとは違っていた。
それは卑猥な形に折れ曲がっていて、思ったよりも太く長く・・・そして黒光りしていた。
「こ・・・こんなの入らないよぉ」
泣き出しそうな僕を見て、彼はさっきと同じ台詞を言った。
「大丈夫だからっ、体の力を抜いて!」
さっきと同じ台詞・・・でもさっきよりも優しくない口調だなと思った。
黒光りしたものの先端部分が僕の入口にあたり
そしてゆっくりと・・・しかし確実に僕の中に入ってきた。
「うっ・・あぁ・・・アぁん・・んぐっ・・」
それからのことは実はあまり憶えていない。
とても長い時間だったような、あっという間だったような・・・きっと初めてなんてこんなものなのだろう。
でも確かめたかったことだけは僕の中で明確になった。
とりあえず『胃』は異常なし。ただ、胃酸が食道に上がってきてしまい胸やけなどを引き起こす『逆流性食道炎』であると診断された。ただし治療するほどではないとの事。とりあえずひと安心である。
以上、人生初の胃カメラ報告でした。