2014/12/21
昨日はカッコつけてさ、革パン履いてライブハウスに行ったんだよね。
で、オシッコがしたくなったからトイレに行ったらさ、チャックがパッカーンって開いてたんだよ。パッカーンって。
「おや?チャック上げ忘れてたかな?」って思ったよ。普通そう思うよね。
でもね、ちゃんとチャックは上がってた。
ちゃんと上まで上がってた。
そう、チャック壊れてた。
みんなも経験あるよね?こうなっちゃうとチャックって下がらないんだよね。断固として下がらないんだよね。
まず頭に浮かんだのが
「ヤバイ!チャックが下がらないと家に帰っても革パン脱げない!革パン履いて寝るのはイヤ!疲れがとれない気がする!なんとしてもチャック下げねば!下げねば!!」
火事場の馬鹿力って本当にあるんだね。何とかチャックを半分ぐらいまで下げる事に成功したさ。でもその瞬間に気が付いたよ。
「俺…そもそもオシッコしたいんだった。このままじゃオチンチン取り出せない!チャック下げねば!いや、上げるべきか?でも上げてしまったらもう二度と下がらない気がする…どうしよう…」
とりあえず半分ぐらい開いているチャックの小さな穴から指を突っ込んでオチンチンを引っ張りだしてみることにした。で、何とかそれに成功。僕のオチンチンがそれほど大きくないことに感謝したのはね、生まれて初めてだったよ。
無事にトイレを済ませた後、チャックをガチャガチャやってたんだけど自力じゃ直せないと悟ったので、ライブハウス向かいのオシャレな洋服屋さん『candystore』へ。
駆け込み寺みたいに使ってしまって申し訳ないなぁ…と思いつつも正直に事情を話すと快く引き受けてくれたよ。
革パンを脱いで修理してもらっている間、僕は試着室でパンツ一丁でポツンと立っていたさ。
鏡に映る哀れな自分の姿を見て「せっかくカッコつけて来たのに最強にダサいなぁ」と涙がホロリこぼれそうになったことはみんなには内緒だぞ。
5分程で修理が完了し、無事に革パンを再装着。
candystore店長テツ君が「ゆっくり上げ下げすればとりあえず大丈夫です」と、仁王立ちしている僕の革パンのチャックを上げたり下げたりしながら説明してくれたのだが…
シルエット的にヤバイね。
もしこの場面で誰かが来たら明らかに卑猥な行為をしてると思われただだろうなぁ…
ともあれ、以上をもちましてcandystore店長テツ君へのお礼の言葉と代えさせていただきます。
ありがとうございました。