2016/05/19
タバコの値上がり、喫煙スペースの減少などにより、世の中はまさに空前の禁煙ブームである。
僕のまわりでも『禁煙宣言』をして実際に成功している友達がいる。
確かにそれはカッコイイとは思うが、僕はあえて『禁煙宣言』をしない作戦でのぞむ。
誰にも知られずに禁煙を始め、そして誰にも気付かれずに禁煙を成功させるのだ。
そしてある時、誰かに「あれ?タバコやめた?」と聞かれ「まあね、そんな大袈裟な事ではないよ。僕にとって禁煙なんてね。」とサラッと答える。
うむ。クールでカッコイイ。
そんな場面をイメージしてニヤニヤしながら朝、車の中で1本吸った後から禁煙を開始。
途中、会社の人達に「俺、実は禁煙してるんだよね~すごいでしょ!?えらいでしょ!?」などと自慢したい衝動を何とか抑え込み、そしてようやく昼休み。
僕は口と鼻の穴から煙をフーッと吐き出しながら心の中でつぶやいた。
「うむ。とりあえず誰にも知られずに禁煙を始め、そして誰にも気付かれないうちに禁煙失敗したな」と。
【今日の一句】
いつの日か やめてみたいな シガレット